なにかを「ボジティブに」すきでありつづける
なにかをポジティブにすきでありつづけるのはとてもむずかしいことなんじゃないか、と最近はおもいます。
なにかを猛烈に愛しているようであっても、ある日突然その対象をにくむようになるかもしれません。
また、愛するあまりほかのなにかを攻撃するかもしれません。
「Aこそ一番だ。Aを愛している。」といいながら、Bのわるぐちばかりをいっていたらどうでしょう。
Aが一番であることに自信がもてていないか、あるいはわるぐちをいうためにAを利用しているだけかもしれません。過去の自分とAとをかさねあわせて、Bを自分の敵対者にかみたてて、あのときのしかえしをしているのかもしれません。
なにかをすきであるとおもっていても、ほんとうに そうかと きかれると おもいなやんでしまいます。
また、そもそもすきな対象がみつからない、という問題があります。熱中するものもないし、やんわりとすきなものもない。
インターネットには「何がきらいかより何がすきかで自分をかたれよ!」という格言がありますが、じっさいにはとてもむずかしいコトバです。